さまざまな循環器疾患の
診断や定期チェックを行います
循環器疾患と言われてもピンとこない方もいらっしゃると思います。血液の循環に関わる臓器、すなわち心臓や血管の病気の総称になります。急性心筋梗塞や心不全など循環器疾患の急性期管理にたずさわってきた経験を生かし、当院においては循環器疾患の病気の診断や、その慢性期管理のサポートを行っていきます。
心不全、狭心症や心筋梗塞を起こされた方、弁膜症の方は定期的な画像診断や採血にて評価をいたします。大動脈瘤や大動脈解離といった大動脈の動脈硬化で起こる病気はその多くが外科手術を必要としますので心臓血管外科と連携しつつ経過をみさせていただきます。
足の血管で起こる病気も珍しくありません。下肢閉塞性動脈硬化症は歩くと足に痛みが出る病気ですが、スクリーニング検査として足首と腕の血圧の比を計測するABI検査を行います。
東日本大震災でエコノミークラス症候群といって足にできた血の塊が肺に飛んで息が苦しくなる病気が注目されましたが、当院では超音波検査士による下肢静脈エコーや採血にて診断が可能です。
いずれの病気につきましても手術や入院加療が必要と判断した場合には速やかに連携医療機関へご紹介いたします。